まずはフルートという楽器の特徴を簡単にご紹介いたします♫

 

 

♪楽器のかたち・音域

 

フルートは1本の笛に見えますが、3つのパーツに分かれています。一番主流のフルートはソプラノの音域です。約3オクターブの音域が出ますので、大抵のメロディは吹くことが出来ます。フルートの仲間でさらの音の高い「ピッコロ」や、音の低い「アルトフルート」「バスフルート」などもあります。

 

 

♪音の出し方

 

フルートには「歌口」と呼ばれる部分に小さな穴が開いており、そこへ一定のスピードで息を吹き当てると音が出ます。吹き初めは音の出る位置をなかなか探せなくても、次第に覚えていくことが出来ますのでご安心ください。

 

 

♪楽器の素材

 

フルートという楽器が作られた最初の頃の材質は木でしたが、研究が重ねられるうちに様々な材質で作られるようになり、現在では洋白、銀、金、プラチナなど、金属で作らたものも多く製造されています。素材により、音の響きや音色、音量なども異なります。 また、同じ材質でも製造メーカーにより、音色や響き方が変わる場合もあります。

その分、ご自身の目的や好みに合わせた楽器を選ぶ楽しみもある楽器であると思います。



♪演奏スタイルについて


私がフルートと出会ったのは吹奏楽でしたが、フルートは大人数で演奏する吹奏楽やオーケストラの中での演奏はもちろん、1本でも美しく旋律を奏でることが出来る楽器です。

例えばフルートとピアノはとても相性が良く、非常に多くの楽譜が出版されています。コンサートなどでも演奏される機会の多いスタイルです。(名曲では「アルルの女よりメヌエット」など)

また、2~4人のフルート奏者同士で演奏するフルートアンサンブルや、フルート以外の管楽器、弦楽器とのアンサンブル演奏などもあり、様々な演奏スタイルを楽しむことの出来る楽器です。