SanDoコンサートを終えて

先日は朝日酒造エントランスホールでのSanDoコンサート、今年はフルート、ピアノ、チェロの三重奏で出演させていただきました。
 
ピアノ飯塚先生、チェロ片野先生とはそれぞれ共演させていただいた事はあるのですが、3人でトリオを組むのは今回が初めて。
合わせを数回重ね、コンサート前日も長丁場のリハーサル。その際の録音を聞いて、自分の悪い点が多々見え…このまま本番にはできない!と、ギリギリの修正。
常にギリギリを生きる私ですが、まさに今回はその究極。それでも、この修正が結果的には大成功。録音は良し悪しですが、今回は録音に救われました。

自分の演奏を客観的に聴くことは本当に難しい。録音を聞かずとも様々気づければ良いのですがまだまだその域には自分は達しておらず、録音を欠かさずに練習していこうと思いました。

本番は100名を超えるお客様がご来場くださいました。会場もなかなか暑く、演奏しながらどんどん汗が吹き出してきました。
プログラム後半のボリングは、テンポが命で、これには相当な集中力を使って練習してきました。本番もピアノとチェロとの絡みを全身で感じながら、テンポを意識するのに全神経を集中。
そしてピッチ。なんせあの暑さですから、どんどんフルートの音程は上がります。引き換え弦楽器であるチェロは低くなるので、お互いの音程が離れるとハーモニーが破綻してしまいます。
音程が上がるのだけは何としても避けたかったので、本当に気をつけて演奏しました。

そんなこんなで無事に7つの楽章を終えた途端、腰が抜けそうになり、思わずチェロの椅子に座ってしまいました( ;∀;)
歳とともに体力が落ちているのを本当に実感。

素晴らしいお2人に支えていただき、様々な学びを得られたステージとなりました。今後の自分への課題も多々見つかり、また心を入れ替えて精進していこうと誓いました!
本当に楽しい本番でした!

お越しいただきました皆様、どうもありがとうございました♪
来年もこのメンバーで出演しようとなりましたので、ぜひ来年もお待ちしております(^_^)v