誰だって、『できる!』は、嬉しい

先日は、今季初の教育楽器導入講習へ。

昨年初めて伺った学校から、『とても良い授業だったのでぜひまた来てほしい』とのお声をいただき、伺わせて頂きました。


なかなか元気な子が多いその学校は、今回も『音楽に苦手意識のある男の子がいて、しかも今、腕を骨折中で』との事でした。

骨折でリコーダー持てるかな?うーんまぁ、やれることをやるしかない!と、気持ちを切り替えて授業開始。


授業中、骨折少年くんは、こちらが心配になるくらいに積極的に授業に参加してくれました。

最後には、笑顔でハイタッチをしてお別れ。


音楽の授業への苦手意識って、多く聞きますが、結局のところ、子どもたちにとって苦手=出来ない な訳ですから、自分も出来るんだ!という、成功体験が大切ですよね。


誰だって、自分がうまく出来れば嬉しいし、楽しい。が、学校教育としての音楽は、何をもって『出来る』なのか?の基準が難しい。学習指導要領も変化しつつありますが、今一つ具体的ではないし。


とにかく、生徒にとって初めて楽器に触れる授業を、楽しい!出来る!面白い!!がいっぱいの授業にしたい。私に出来る工夫を最大限に盛り込み、今年も楽しい導入講習を出来るよう頑張るしかありません。


今期も少しでも多くの子どもたちに、そんな思いを届けられますように♬