パーカッション

本日、車で移動中、ちょうどラジオでFMクラシックの時間だったので聴きながら運転をしていました。

今週はチャイコフスキー特集とのことで、『くるみ割り人形』の第二幕が流れてきました。二幕を通して聴くのは久しぶりでしたが、どの曲も本当に素晴らしい。オーケストラもベルリンフィルで申し分なく素晴らしい演奏でしたが、中でもパーカッションに耳が奪われました。音色もリズムも圧巻で、まるで演奏姿が目に浮かぶようでした!本当に素晴らしかったです。


昔、吹奏楽のメンバーだった頃、指導の先生が『打楽器はその一音でバンドの音を壊してしまう』と言われたことがありました。その時は厳しい言葉に感じましたが、それだけ存在感もあり、表現力もあり、責任も伴われるパートという事を伝えたかったのだろうな、と、今では思います。


また以前、オペラのオーケストラで演奏した際にご一緒させていただいた打楽器奏者の方は、10,000円以上はするであろうオペラのフルスコアを持参されて練習に来られていました。その姿勢には頭が下がるばかりでしたが、逆にそれだけ勉強を重ねなければ務まらないパートだということと思います。


フルートでも存在感のある、素敵な演奏を目指せますように。そしてこの方のように常に直向きに学ぶ姿を目指していきたいです!!