加藤元章先生 特別レッスン

この週末は、加藤元章先生による公開レッスンの受講・聴講で新潟市へ。加藤先生の公開レッスンを受けるのはもう何度目になるか数え切れませんが、今回も素晴らしいレッスンでした!

今回のレッスン曲目は


『アルペジオーネ・ソナタ』/シューベルト 

『シャコンヌ』/カルクエラート

『ソナタト長調』/C.P.E.バッハ

『組曲』/ヴィドール


などなど。どのレッスンも大変勉強になりました。

作曲家や時代背景のお話から、楽譜出版社、とある著名フルーティストの黒歴史まで!(笑)

また、インターネットに情報の溢れている現代、つい調べやすい方法に頼ってしまいますが、そこに間違いが多々ある事にも気付かされました。

様々な作曲家と実際にお会いしてきた加藤先生からお話をお聞きできて、本当に大変貴重な、ありがたい機会でした。


私の今回の受講曲は、ベームの『グランド・ポロネーズ』。

有名すぎるこの曲はCDで聴く事ばかりで、まさか自分が吹く日が訪れると思いませんでしたが、意を決して挑戦。

難所はいくつもあるのですが、加藤先生からのアドバイスで、自分でも信じられないほど指が回り、音がクリアになるように。フレーズの捉え方、リズムのとりかた、表情の作り方と、細やかに教えていただき、たった1時間でその何倍も何倍も濃密な、まさに魔法のようなレッスンでした。


このように今書いておりますが、実際のレッスン中は、先生からの指摘に応えるのに必死すぎて自分が何を吹いたか全っったく記憶にありませんでした。笑 

楽譜にメモしきれない事も多々あり、録音を聞き直して、やっと自分のレッスン内容をきちんと把握(*_*)これも毎回のことですが、録音必須!きちんととれていて良かったです。


本当に貴重な学びと経験のある2日間となりました。受講・聴講された皆様、大変お疲れ様でした♪