作り手の気持ちに応えたい

本日はこちら、長岡リリックホールで今月末行われる『花いっぱい音楽祭』のリハーサルでした。
フルート二重奏での演奏曲は、先月朝日酒造エントランスホールで演奏した中から同じ曲をセレクトしておりますが、ピアニストも変わり、会場も変わり、全く別の曲のような仕上がりに。
せっかく同じ曲を演奏させて頂くので、少しでもレベルアップしたものをお届けしたいと思って練習していますが、また新たな世界を経験できそうな喜びでいっぱいになりました。

そして、出演者全員で演奏する、グランドフィナーレ『ふるさとはひとつ』。長岡花火でお馴染みのこちらの曲を、今回の花いっぱい音楽祭2023スペシャルバージョンに、星野先生がアレンジしてくださった楽譜を使用しての合わせでした。そのアレンジの素晴らしさに感動!奏者全員、星野先生へ拍手を送りました。
編曲の難しさは私でも少しは分かりますが、こんなに素敵にアレンジしていただけて、本当に惚れ惚れとしてしまいます。

楽譜は、作者・編曲者が生み出す子どものようなもの。その音符一つ一つに命を与えるのが演奏家の役割と、以前世界的なフルーティストから教えていただきました。
偉大な作曲家・編曲者は数多くおりますが、その人物の目の前で演奏できる経験は、そう多くありません。
素敵な楽譜を頂けた事に感謝の気持ちを込めて、とても楽しく演奏させていただきました。

当日、ぜひ多くの皆様に聴いて頂き、この感動を共有できましたら幸いです。
コンサート当日まであと半月、素晴らしい舞台に立たせていただける事にも感謝を込めて、練習に励みたいと思います。