制限された生活の中で

久々のブログ更新となりました。

8月末より切迫早産の為、長期入院の生活が始まりました。24時間の点滴と、歩行禁止で寝たきりの絶対安静という日々。上の子でも経験しましたが、やはりなかなか大変な生活です。
暫くは点滴の副作用や痛み、今後への不安などもあり、なかなか気持ちが前向きになれず。1日1日がこんなにも長く感じる日々はないというくらいに、ゆっくり毎日を過ごしました。

気がかりだった上の子は、義両親の助けを借りて何とか元気に生活している様子。面会禁止、電話も自由に出来ない為、手紙のやり取りをしましたが、可愛い絵や文章を沢山描いてくれました。

制約がありつつも時間的には余裕があるので、調子の良い時にやろうと思ったのは、オペラ鑑賞。2、3時間じっくり見続ける事は日常生活ではほぼ皆無だったので、これを機に色々なオペラを観られてよかったです。
そして、久々に聴きたくなったのはグールドのピアノ。独特のタッチと歌いながら弾くという、異色のピアニストとして有名ですが、私が学生時代から大好きなピアニストの1人です。彼のゴルトベルク組曲は、ただただもう圧巻。初めて聴いた時の衝撃は忘れられません。YouTubeの音源ですら彼の歌声までしっかりと入っているのには驚きました!

他にも、昔から自分が好き!と思える交響曲や室内楽曲を思い出しては聴いていました。
仕事に関係する音楽を勉強する為に必死な毎日でしたが、入院生活の時間ができ、自分がただただ好き!と思える曲をゆったり堪能できたのも、良い時間に思えました。

今後はお産、怒涛の育児生活と、ノンストップで駆け抜ける日々が待ち構えています。まずは良いご報告が出来るよう、もうしばらく頑張って参ります!