自分の役目

今日は終日、月末のオーケストラ演奏に向けてのリハーサルでした。ギター、ピアノ、バイオリン、クラリネット、マンドリンの5名のソリストを迎えたコンチェルト。どの曲も各楽器の代名詞ともいえる大曲ばかりです。
私にとっては3年ぶりくらいのオーケストラ。弦楽器やフルート以外の管楽器の音色の中で吹くことに、緊張と心地良さが入り混じります。
オーケストラとして吹く時と、自分のソロで吹く時とでは注意すべきことがまるで変わります。音楽全体における自分の役目も把握する、という感じでしょうか。そして何より、皆さんとのアンサンブル。
自分の役目を意識して、素晴らしい仲間の音色とブレンドしながら、ソリストを支えていきたいと思います。

自分の役目。
コロナ禍の現状で、フルート講師としての自分の役目を考えさせられます。
長岡市は今月に入り、残念ながら急速に感染拡大がみられ、演奏会も再びキャンセルが出始めております。

レッスンにお通いくださっている皆様に安心してお越しいただけるよう、私にできることとは何なのか。

先輩の先生方にも対策を様々聞いてみましたが、やはり1番は、『何度となく、注意を促す』こと。

毎日のようにニュースや新聞で報道されているコロナ感染ですから、感染防止対策は皆さん当然のように気をつけておられると思います。
しかし、やはり個人個人で考え方は違うもの。
私が講師として皆さんに出来る事は、正しく恐れて、正しく気をつけてもらうよう、注意を促す事。

現在幼児から大人まで20名以上、様々な方からお通いいただいております。中には医療従事者や介護関係のお仕事の方もおられます。私以上に気をつけておられる方も沢山おられると思いますが、それでも何度も何度も伝え続けていく事なのだろうと思います。

今後とも皆様に安心してレッスンにお通いいただけますよう、私自身も細心の注意を払って参ります。

どうか1日でも早く収束に向かいますように。