楽器とのコミュニケーション

コンサート後は気持ちがだれてしまうので、自分への課題として新曲の譜読みを始めました。とっても苦手な作曲家、カルクエラート。
2年ほど前、ある先生から『武藤さんにはこの曲が合うと思う』と言っていただいて初めて知った曲です。
すぐ譜面を購入しましたが、練習を始めるタイミングを掴めずにいました。
夏までにはこの曲を仕上げられるよう目標にします!

昨日のレッスンでは、楽器の買い替えで新しいフルートを試奏し、購入を決めた生徒さんがいました。
1本目のフルートは私のレッスンに来られる前にご自身で買われたもの。今回は私も音色や吹き心地をみさせてもらいました。
フルートを吹くということは、フルートという楽器とコミュニケーションをとること。
どんな息遣いだと、良い音色になるかな、こうしたらどんな音色になるかな。楽器を一方的に鳴らす、ではなく、フルートからも良い響きを作ってもらえるようにと、常に楽器と対話を意識します。

新しい楽器になると慣れるまで少し時間はかかりますが、楽器のレベルが上がると表現力がぐんと増します。楽器とのコミュニケーションをどんどん重ねて、自分の奏でたい音色、求める響きをたくさん楽しめますように。私もレッスンさせて頂くのが一層楽しみです♪