お守り

私がフルートを始めたのは中学の吹奏楽部からです。
部活顧問のw先生は、音楽への情熱に溢れ、厳しくもありましたが素晴らしいご指導でした。
私が社会人になり、フルートの仕事を始めてからはw先生の勤務先の学校にフルート指導として呼んでいただいたり、ゲスト演奏として吹奏楽部の演奏にお邪魔させていただく機会まで頂きました。

そのように大変お世話になっているw先生へ、4/17のSanDoコンサートのご案内をお送りしたところ、お越しくださるとのお返事をいただき、これは一層頑張らねば!と思っていた矢先、w先生からお手紙が届きました。そこに同封されていたのは、『お守り』と書かれた一枚の写真。
w先生がお家を整理されていたら、偶然にも見つかったというその『お守り』は、なんと、当時中学生だった私に向けて、先生が用意し、そのまま残っていたものだそうです。
部活動中、演奏姿をよく写真に収めていたw先生。コンクール前に緊張した私が笑顔で楽しく演奏できるようにと、『お守り』として写真を用意してくださっていた。そのような事があったとは全く知らなったので、とても驚きました。
写真には中学生の私がフルートを吹いている姿が映っており、懐かしさや当時の仲間たち、先生との思い出が一気に込み上げてきました。

17日のコンサートが成功しますように、とw先生が送ってくださったお守りのパワーも借りて、当日は楽しく演奏したいです。
そして、w先生や、フルート指導の先生方、音楽家の先輩方、生徒さん、友人、家族。応援くださる方々に感謝の気持ちを込めて、今の私の最大限の力で、演奏を届けられたらと思います。