ドレミで歌えますか?

先日、生徒さんが鉛筆を挟める画期的なファイルをいただきました!譜面をめくると鉛筆がぽろっとなる事が多いもので、とても嬉しい頂き物です(^^)

タイトルについて、来月発表会を控えたある大人の生徒さんのレッスン日で感じた事です。
曲が〝メドレー〟なので少し長く、指がこんがらがる事が多かったのですが、先週に比べてミスが格段に減り、演奏がとても良くなっていました。
「一気に良くなりましたね!」と私が言うと、生徒さんから、
『先週、先生から〝ドレミで歌えていますか?〟と言われたお陰です!』とのお答えが。
そう、1週間前にその方に
『メロディをドレミで歌えていますか?ミスする部分は意外とドレミで歌えない事がありますよ』
とお話したので、それを実践して下さった結果、今まで曖昧に覚えていた部分があったことに気づけたようです。
曲を練習というと、とにかくフルートを吹くぞ!と思いがちですが、ドレミで歌う階名唱やtuで歌うタンギング唱にフィンガリングを合わせるのも実は効果的です。
ドレミで歌える=フルートで吹ける
は、絶対とは言えませんが、
ドレミで歌えない=フルートで間違える原因
は、可能性あり!です。

別の生徒さんにも『曲の出だしだけでもドレミで歌えますか?』と言うと「え?うーん…全然歌えません!!笑」なんて会話をした事も。
ドレミで歌う事でメロディに対して新たな視点で向き合えたり、ミスを減らすきっかけになるかもしれません。フルート修行中の皆さんはぜひお試しください♪