加藤元章先生 公開レッスンに向けて

いよいよ来週となった、加藤元章先生の公開レッスンに向けて、練習しています。
毎年同時期に行われるスプリングコンサートで演奏する曲をみていただいておりますが、今年はコンサート中止。
どうしようかと悩みましたがドビュッシーのシランクスと、モーツァルトのアンダンテに決めました。
ドビュッシーのシランクス、自分がこれを吹く日がくるとは、、、という特別な思いです。

ほぼ全てのフルーティストが演奏する曲で、まるで自己紹介の様な、自分の実力の全てが出てしまうような曲。ですが今回のSanDoコンサートテーマが『フルート名曲探訪』ですから、フルート名曲にシランクスを入れない訳にはいかない!と意を決しました。

ドビュッシー没後100年の年に、加藤元章先生がムラマツフルートの特選コーナーで記事を書かれました。著書にされるべき程の文量で、とても一度や二度では理解しきれない。今回はしっかり印刷をして読みましたが大変参考になる内容です。シランクスへのアナリーゼも、非常に具体的。これを無料で記事公開なさる加藤先生の懐の広さに脱帽です。

公開レッスンは毎回、吸収しきれない程のアドバイスを頂くので録音も必須です。
コロナ禍であるからこそ、東京まで行かずとも先生のレッスンが受けられる事に有り難い光栄な思いです。しっかりと、たっぷりと勉強したいと思います。