曲のイメージと吹き方

朝日酒造さんでの毎月第3土曜日のSanDoコンサートに、今年は4月17日出演させていただきます。今回、ピアニストは大学時代、そしてその後も何度もアンサンブルしてきた梨本千穂さんと。彼女のピアノが本当に大好きなので一緒にまた奏でる機会をいただけて嬉しい限りです。

今日は私のフルートレッスンに彼女と一緒に行き、指導を受けてきました。
先生からのレッスンは全てが勉強になりますが、中でも1番目から鱗だったご指導。それは『曲のイメージ』=『吹き方』ではないということ。
綺麗な優しい旋律の曲なので、曲全体をそのように捉えるあまり、曲の表現を無意識に全て優しく吹いていました。アクセントやcom brioの指示を曖昧にせず、しっかりと吹く。それがピアニストにも伝わって躍動感がうまれる。なるほど!と思いました。
イメージを持つことは大切だけれど、それと実際の体の使い方とは、別問題。あくまで冷静でいなければならない。
『練習は冷静にしなければ意味がない。早く上手く吹きたいからといってがむしゃらに行わないこと。急がば回れ、なのよ』
先生がこう仰られたのも、自分も生徒さんに言っている事なのに自身はまだまだ出来ていないなと思いました。

今回のSanDoコンサートでは、ちょうど10年前、彼女と演奏した曲目をメインにもってきました。今日のレッスンを受けて、より練習意欲が湧きました♪