子育てと音楽

今年は娘の七五三があり、もう子育てが始まって3年の月日が経ったことに、驚いています。

初めての子育ては仕事との両立が不安で、どのような日々になるのか想像もつきませんでした。
妊娠中は切迫早産になり、1ヶ月の入院で全くフルートも吹けず。そして産後もしばらくは寝不足の日々。
いつになったら練習できるのか、そして音は出せるのか、以前のような演奏がまたできるのだろうか、、と不安で不安でたまりませんでした。

そんな時に恩師の先生は「大丈夫。必ず吹けるようになる」と仰ってくださり、またある人からは「出産後は上手になる人の方が多いよ!」と。そんな言葉の数々に心から救われました。

子育ては体力的にも精神的にも本当に大変で、フルートを吹く時間も、以前より確実に減っています。しかし、その分効率の良い練習を考えるようになりましたし、フルートに触れていない時間でも、筋トレやイメトレなど、様々なトレーニングを意識するようになりました。

一番感じているのは、子どもと過ごす事で感性を磨かせてもらっているな、という事。

今まで何気なく見ていた公園が、季節によって草木、花、虫達が変わることに気づかされ、自然の素晴らしさを改めて感じることが出来ました。

様々な感動を伝えられる音楽ですから、日常の中に感動がある事はきっと素晴らしい環境。表現の幅が広がることに繋がると信じ、これからも両立を頑張ります♪